100m程度の分解能で計測済みの面積は、全体の19%以下。海底には、未だ広大な未知の領域が残されています。
詳細な海底地形図を作ることで、津波の発生や水産資源の移動、気候変動、海底地震、鉱物や有機物等の海底資源、ケーブルやパイプラインの経路等に対して、これまでにない有用な知見を得ることができます。
海底地形図作成を飛躍的に加速する新しい技術の開発を支援する海底探査技術開発プロジェクト(DeSET)が開始したのは2017年。日本全国から集まったベンチャー企業、研究者、町工場などの超異分野チームが形成され世界的にも注目を集める技術が実装されつつあります。
2020年7月にはDeSET2020としてチームを再構成し、技術革新における世界への貢献を具体化していくチャレンジが始まりました。
2022年3月15日(火)に海底探査技術開発プロジェクト『DeSET』の最終報告会をオンラインで開催します。本プロジェクトに参加している3チームより、これまでの技術開発の成果を発表いただき、聴講者との質疑応答を行います。また、今回はDeSETを通して開発した技術に関して今後の活用についても検討する目…
静岡県内のベンチャーや研究者や、静岡の人と地を活用したい企業、研究者が集い、新たな仕掛けを生み出す場として開催される『MEET UP静岡』のパネスセッションにDeSETチームが登壇いたします。DeSETチームや本プロジェクトで開発を進めた技術に関心のある方はぜひご参加ください。 <概要>日時:202…
2021年9月10日(金)に海底探査技術開発プロジェクト『DeSET』の進捗報告会をオンラインで開催しました。本プロジェクトに参加している3チームより、技術開発の進捗を発表いただき、開発した技術の今後の発展や活用、海底地形図の解明に向けた目標についてお話しいただきました。 また、今回はDeSETを通…
四方を海に囲まれ、水産資源に恵まれる日本列島。この資源の生産と再生の場として重要な働きを担うのが、陸地を囲むようにして広がる“藻場”の存在だ。海藻が繁茂し、海の森とも呼ばれる藻場は、海域や水深、底質などによってその特徴が異なる。今回は、海洋生物資源のモニタリングに取り組む島根大学エスチュアリー研究セ…
2017年度より海底地形図作成を飛躍的に加速するためのプロジェクト“DeSET”が開始されて約1年半。第一期の3チームの開発が進行する中、今年度も新たに要素技術の公募を行い、集まった技術の掛け合わせを考えるための合宿が行われた結果、新たに3つの技術開発チームが誕生した。 既存の枠組みに…
海洋を舞台にした新たな技術開発から、今後どのような価値を生み出すことができるだろうか。2018年3月3日、第7回超異分野学会本大会において行われたシンポジウム “未知なる海から新たな価値を汲み上げる”では、日本財団とリバネスが共同事業として支援する海底探査技術開発および海洋での新産業創出のテーマを掲…