2017-2018

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2018年TEAM01構成メンバーの株式会社エスイーシーが公益財団法人日本発明協会より未来創造発明奨励賞を受賞しました

2018年のTEAM01構成メンバーである株式会社エスイーシーが、公益財団法人日本発明協会より未来創造発明奨励賞を受賞しました。 今回発明した多目的・高性能耐圧防水ポリマーは、電磁波・磁気・光に高い透明性をもちながらも水滴・水蒸気・塩分などへの高い耐性をもち、塗布や充填という簡便な工法で海中通信機器などの防水・防湿加工を実現しました。株式会社エスイーシーより、耐圧防水樹脂 Jellafin®(ジェラフィン)として取り扱いされています。 受賞した発明の詳細は下記のページをご覧ください。 令和2年度全国発明表彰 未来創造発明奨励賞:多目的・高性能耐圧防水ポリマーの発明 &n...

海底探査技術開発プロジェクトDeSETの成果が論文発表 〜底棲生物シビレエイを用いた海底地形図作成の可能性〜

 株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表:井上 浄、以下「リバネス」)は、2017年より、日本財団および一般社団法人日本先端科学技術教育人材研究開発機構(JASTO)との共同事業としてアカデミア、ベンチャー、町工場、大企業の異分野融合による革新的な海底探査技術の確立を目指した、「海底探査技術開発プロジェクト(以下、DeSET)」を運営しています。  今回、DeSET第1期(2017-2019)の採択テーマ「音・光・生物を利用したリモートセンシングによる海底探査の実現」の研究開発の成果の一環として、理化学研究所 生命機能科学研究センター集積バイオデバイス研究チームの田中陽チームリーダー...

未知なる海底への希求:海底巨大カルデラ火山から、“火山国”日本の姿を見る(研究応援 vol.07)

日本列島は、太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの3つがせめぎ合う場所に位置し、世界で最も火山密度が高い地域だ。プレートが沈み込んだ先ではマグマが作られており、ここ数年だけを見ても西之島、阿蘇、桜島などが火を噴いている。一方、こうした山体噴火とは明確に異なる、日本周辺では過去12万年に最低でも10回は起きたとされる“巨大カルデラ噴火”という現象をご存知だろうか。今回、鹿児島沖の海底に眠る鬼界カルデラの調査研究を進める、神戸大学の巽好幸教授にお話を伺った。     国を崩壊させる大爆発の危機  「仮に巨大カルデラが噴火すれば、最悪の...

未知なる海底への希求:地図から始まる学際研究(研究応援 vol.09)

2018年1月20日、九州大学先導的学術研究拠点 浅海底フロンティア研究センターが主催するシンポジウム 「最先端の地形図づくりとその活用 〜沿岸域の科学的理解と利用に向けて〜」が開催された。浅い海を舞台とする様々な話 題 提 供がなされたが、その中で一 貫して強 調されたのは“ 地形図を作ることの重要性”だ。   身近で重要だが未知の海域 「深さ百数十 m 以浅の浅海域は、その重要性に比し て詳細な調査が進んでいない」。シンポジウム冒頭で 浅海底フロンティア研究センター長の菅浩伸教授は話 した。特に我が国においては、人口やインフラの多く は沿岸域に集中している。また...
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