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デイリーアーカイブ 2021年1月16日

音響手法を駆使して 浅瀬の生物資源をモニタリングする(研究応援 vol.11)

四方を海に囲まれ、水産資源に恵まれる日本列島。この資源の生産と再生の場として重要な働きを担うのが、陸地を囲むようにして広がる“藻場”の存在だ。海藻が繁茂し、海の森とも呼ばれる藻場は、海域や水深、底質などによってその特徴が異なる。今回は、海洋生物資源のモニタリングに取り組む島根大学エスチュアリー研究センターの南憲吏氏にお話を伺った。     ◆ 藻場は海洋生物たちのゆりかご 沿岸域の海洋生態系や漁業を考えるにあたり、藻場の存在は欠かせない。海洋生物にとっては、繁殖場、隠れ場、餌場であり、人間にとっては水産資源の生産と再生の場としての役割を担う。...
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